1週間に1度の開店には理由があります

1週間に1度の開店には理由があります

howattoの伊豆田裕美です。いつもご愛顧をいただき、ありがとうございます。
本日は上記の理由についてご説明いたします。

howattoでは毎週金曜日の営業(12時~18時)を開業当初から続けています。

「平日の昼間は仕事を休まないと来られない」「毎日とはいわなくても営業日を増やして欲しい」とのお声をいただくことがあります(ありがとうございます)。

なるべく地元の素材を探して、それも良質の素材を選んで、しかもお菓子が供給できる量を集めてとなると量産は困難です(ある意味では量産できないことが食の本質ではないかと思います)。

おいしい素材は往々にして小さな畑で丹精込めてつくられていて流通に載せられない場合もあり、あちこち走り回って調達をしています。
場合によっては直接生産者をお訪ねして分けていただいているものも少なくありません(過去のご案内をお読みいただけますとおわかりになると思います)。

それらは稀少性があるとともに旬の素材でもあるので、数回ご提供すれば時季を過ぎてしまうこともあります(1回だけご提供という素材も過去にはいくつかありました)。

そしてこれらの素材を菓子に仕上げるための試作を常に行っております。

また、季節商品のシュトレンのように数ヶ月前から副原料を集めて仕込みを行うお菓子もあります。(2022年分は1月の干柿から始まり12月の柚に至るまで1年を通して数々の果物を探し集めました。)


さらにこれらのお菓子を焼く業務用オーブンはhowattoに合わせて調整された特注品です。
導入に際しては製造元数社を訪れてhowattoの標準的なレシピで実際に焼いて機種を選定し、さらに調整していただいた仕様です。このオーブンを設置するための基礎工事も大がかりなものです。
製造場所の衛生面での安全性の確保や感染症対策も万全に行っています。

小麦粉に合わせて選んだオーブンですが、その小麦粉も菓子の種類によってブレンドを変えています。ここにたどり着くのに数年かかりました。
小麦粉はなるべく地元産を使っていますが、地元の生産者を応援したいのと、大手にはないやさしい風味があるからです。


材料の入手、それを活かす製法の研究と装置の導入、調整等があいまって、いまのお菓子をお届けできています。
また、量が少ない割に高いとのご意見をいただくこともありますが、以上のような事情をご賢察のうえ、お菓子をお楽しみいただけたらこんなにうれしいことはありません。

いただいたご意見(営業日数が少ない、量が少ないなど)に対しては、なんとかお応えできないかと鋭意研究を行っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。