シフォンラスク

シフォンのラスクって、イメージできますか?
パンのラスクは、ガリガリした食感ですが、シフォンのラスクは、空気を含んだサクサクという感じ。
赤ちゃんに与えた方がいらっしゃって、とても気に入ったようでシフォンラスクの包装を掴んで離さなかったそうです。幼い心に芽生えた「好き!」の気持ちが見えるよう。八十歳のおばあちゃん、これなら私でも食べられるっておっしゃいました。
これ、何の味付けもしていないのです。シフォンケーキそのまま。ところが、オーブンの火を入れるとシフォンの風味が濃縮されるのでしょう。つくりかたはというと、プレーンシフォンを薄く切って、低温で焦げないようにときどき裏返しながら焼くので、オーブンの前を離れられません。
シフォンケーキの原材料は、国産小麦粉(香りのよさ、風味の佳さ)、地元産の新鮮卵、牛乳、砂糖のみです。これがラスクとして火入れを行うことで、水分が飛んで元のシフォンの1/5の大きさ(重さ)になる、という贅沢な仕様です。
シフォンが凝縮されたラスクで、たまごボーロの食感と濃厚な風味とサクッとした軽さ! 残暑を吹き飛ばすおやつにいかがです?

〇お知らせ
9/26㈮はシュトレン下準備のため、お休みさせていただきます。
10月のnagaya.さんでの販売は10/11㈯となります。
よろしくお願いいたします。