香酸柑橘いかが? 1/24㈮より営業再開です

香酸柑橘いかが? 1/24㈮より営業再開です

長い冬休みとなりましたが、いよいよ1/24(火)より今年の営業がスタートです。

インフルエンザが猛威を振るっています。ご注意ください。そして感染された方、お大事に。
(風邪の神様とは仲良くならないようにしたいものですね)

さて、これらの予防に効果的とされるのはビタミンC。そこで香酸柑橘の出番です。
howattoでは、ユズ、ユコウ、スダチ、阿波すず香、甘夏などの素材を菓子に使っています(こうして見ると、徳島は香酸柑橘の宝庫ですね)。

香酸柑橘はその名のとおり、香りと酸味を愉しむもの。ビタミンCのほかクエン酸、ヘスペルジンと呼ばれるフラボノイドを多く含み、疲労回復や食欲増進、血流改善、風邪の予防、口腔環境や腸内環境を調えるとされます。
→ 徳島大学の研究成果 https://secure02.red.shared-server.net/www.jsapa.or.jp/pdf/seminer/h30tsutsumi.pdf
(考えてみれば、ヒトは一生食べることを続けるので、食べ物が身体に与える影響は持続的かつ大きいですね)

さて、果実として生で食べるのが良いのですが、寒い冬に手が伸びにくいこともあるでしょう。そこで、コンフィチュールにしてみました。

コンフィチュールとは、ジャムのようなものですが、果実の酸味や食感を残したものです。そのまま召し上がってもよし、パンにつけたり、紅茶に入れたり、ヨーグルトに添えたりご自由にお使いいただけます。

次回(1/24)の中徳島店の営業日には、「阿波すず香とゆず」、「甘夏」のコンフィチュールを出品します。
阿波すず香は、スダチとユズを交配させたもので、個性豊かな両親とは打って変わって万人向きの風味。これをユズと合わせて良いところを重ねました。甘夏は小松島市で無農薬栽培をされている農家さんから直接分けていただいた素材を使っています。

香酸柑橘は冬の風物詩、蜂蜜と湯割りして飲んでみるのもよいかと。


写真は甘夏コンフィチュールを作っているところ。
刻むたびに、「シュパッ!」と香りが飛び出します。空気の粒子まで弾ける感じ。

材料は甘夏と砂糖とわずかに洋酒、この三点のみ。これも素材のおいしさがあるからこそ。

甘さを控えめに、添加物は使用せずに作っています。
とろみ成分、ペクチンの含有量が少ない甘夏のコンフィチュールは、さらりとした口当たり。

1月は柑橘を使ったシフォンケーキやパウンドケーキなども提供いたします。お楽しみに!